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5・運行準備

  毎晩数百kmという長距離を走行する江ノ電夜行高速バスですが、昼間は車庫に駐車されひと時の休憩時間を過ごしています。ここでは鵠沼車庫で運行準備がおこなわれる様子をご紹介いたします。

駐車区画   鵠沼車庫では、オレンジ色で[高速]と書かれた区画に駐車します。斜線部分にはマンホールが設置されておりトイレ汲み取り時に使用されます。マンホールは2つ設置されており、車両中ほど,車両後部いずれにトイレがある車両でも対応できるようになっています。また汲み取り用のホースは長めのものと短めのものがそれぞれ1本ずつ準備されています。

給水 汲み取り   車両非公式側にある口を開けて給水,汲み取りの作業をおこないます。前よりにある小さめの口にホースを接続して給水をおこない、後ろよりの大きめの口には汲み取り用ホースを接続して汲み取りをおこないます。
  なおこの作業は運転士の仕事ではなく、江ノ島電鉄(株)の完全子会社である江ノ電設備管理株式会社によっておこなわれています。

軽油 AdBlue   毎晩数百kmという長距離を走行するため、出発前には必ず給油がおこなわれます。メーカー発表の燃費値を参考に算出すれば、毎回165リットルほどの燃料が使用されています(京都・大阪線の場合)。
  また尿素SCRシステムを搭載する車両であるため、AdBlueの補給も必要です。メーカー発表では燃料の5%ほどが消費されるとのことですので、毎回8リットルほどが使用されていることになります(京都・大阪線の場合)。AdBlueの残量がゼロの状態でエンジンを切ってしまうとエンジンがかからなくなってしまうため、AdBlue補給作業は非常に重要です。
 ※営業所移転により現在は湘南営業所にて整備等がおこなわれています。
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