TBT通信第36号

2007年05月02日配信
 編集・配信:辻03
 URL:http://tbt.sakura.ne.jp/
 MAIL:tsujizerosan@yahoo.co.jp
お詫び  管理人の都合によりTBT通信の配信が大幅に遅れ、大変申し訳ございませんでした。配信を休止していた約1.5ヶ月の間に様々な動きがありましたが、その内容もかなりの量がありますので、主に3月中旬〜下旬の内容を36号に、3月下旬〜4月下旬の内容を37号に分けて配信をさせていただきました。
えぼし号 新型ポンチョ導入
  2007年3月22日に路線改変,運賃見直しを行い新たなスタートを切った茅ヶ崎市コミュニティバス「えぼし号」であるが、これとほぼ時期を同じくして、えぼし号の増車が行われた。
  今回導入されたのは新型ポンチョ(ショート)で、えぼし号としては初めてLED行先表示器を搭載する。新長期排出ガス規制に適合した車両の導入も茅ヶ崎営業所では初めて。利用客の多い中海岸・南湖循環市立病院線で主に使用されている。
  なおえぼし号の運行はこれで7台体制となっているが、今回の路線改変による増車は必要ないものと思われ、今後開通が計画されている東部循環市立病院線,萩園循環市立病院線などの開業による増車を先取りしたものとも考えられる。
湘南国際マラソン規制
  前号でお伝えしたとおり、2007年3月18日(日)、湘南国際マラソンの実施に伴う交通規制による経路変更,運休が実施された。
  このうち、経路変更を行った浜竹・平和学園循環では通常路線バスが運行されない区間を含む迂回が行われた。右はB地点(前号参照)を右折するシーンであり、通常は見ることの出来ない場面である。写真ではわからないが、迂回によって行先表示が誤解されないよう、通常朝のみ運行される富士見町始発の表示[浜竹・辻堂駅]を使用するなど臨機応変な対応を行っていた。
  なお当日は茅ヶ崎学園入口や東浜須賀停留所の付近に江ノ電の関係者が配置され、経路変更などについて指示を行っていた。
江ノ電 ドライブレコーダー設置
  2007年3月末頃より、江ノ電バスの一般乗合路線車にドライブレコーダーの設置が見られるようになり、その後ほとんどすべての一般乗合路線車にドライブレコーダーが搭載されていることが確認された。
  搭載されているのはYAZAKIの「YAZAC-eye Ver1.00」で、車外前方および車内の様子を映し出すカメラが接続されている。車内事故防止や事故時の処置の迅速化の他、警察との連携による違法放置車両の取締りなどにも使用されている可能性がある。なお今回のドライブレコーダー設置には総額でおよそ2,000万円ほどの予算がつぎ込まれているものと考えられ、市などから補助金が出ている可能性も考えられる。
成田空港線開業PASMO運用開始
  2007年3月22日、辻堂駅,藤沢駅,戸塚駅から成田空港までを結ぶ高速バスが開通した。運行は神奈中バスと京成バスの2社共同運行。湘南地区から成田空港を結ぶ高速バスの開通はこれが初であり、空港への新たな交通ルートの選択肢として期待される。  2007年3月18日より、首都圏の多くの電車,バスで利用できるPASMOの運用が開始された。江ノ電バスでは横浜営業所で導入され、2007年10月以降藤沢,鎌倉の両営業所でも順次導入予定である。またツインライナーでも利用が開始された。今後も各社で導入が予定され、順次拡大して行く模様である。