TBT通信第32号

2007年02月04日配信
 編集・配信:辻03
 URL:http://tbt.sakura.ne.jp/
 MAIL:tsujizerosan@yahoo.co.jp
お詫び  管理人の都合によりTBT通信の配信が大幅に遅れ、大変申し訳ございませんでした。配信を休止していた約1ヶ月間に様々な動きがありましたが、その内容もかなりの量がありますので、1月上旬〜中旬の内容を31号に、1月中旬〜1月下旬の内容を32号に分けて配信をさせていただきました。
神奈中茅ヶ崎 2台転入
  ち54,ち78の2台の車検満了に伴う廃車が2月に迫る中、神奈中茅ヶ崎に2台の転入車が登場した。

   社番:ち53  登録番号:湘南200か10-33  型式:PJ-MP35JM
   社番:ち61  登録番号:湘南200か10-34  型式:KL-MP35JM

  寄せられた情報によれば、これらはいずれも多摩営業所からの転入とのことである。また管理人がある運転士に取材したところでも、「あの辺りは京王バスとも競合していてノンステップを入れているからでは...」とのコメントをいただいた。なお時期的にこの転入車2台が廃車となる2台分の代替車とも考えられ、今後の車両動向にも注目である。
江ノ電バス諸情報
PASMOラッピング
  PASMOのサービス開始を控え、江ノ電横浜にPASMOラッピング車が登場した。ラッピング化されたのは310号車(横浜200か20-01)。なお江ノ電では横浜営業所エリアにて3月18日よりPASMOが利用可能となる。また他の3営業所でもPASMO導入の予定があるようだが、開始時期の詳細などはまだ明らかになっていない。
2007年1月新車
  2007年1月、藤沢/鎌倉/横浜の各営業所で廃車、および新車の導入が確認された。

  藤沢営業所では、1994年式の141,142号車が廃車となり、代替車としてこれまでの一般乗合路線新車と同様、ノンステップのPK-JP360NANが2台(118,119号車)導入された。これまでの新車と大差は無いが、06年3月に改正された新基準の国土交通省認定標準仕様ノンステップバスに適合しており、これを示す緑色のステッカーが前後に表示されている。

  一方、鎌倉営業所ではこれまでのノンステ化から一転し、ワンステップのPJ-MP35JMが導入された。(※詳細は調査中)現段階ではまだ未確認だが、おそらく標準尺をベースにしてホイールベースを5,600mmまで伸ばした改造型式車であると思われる。また中扉には通常用いられる引戸ではなく、4枚折戸が採用されている。なおこの型の車両はこれまでに2台(251,252号車)が確認されているが、同営業所では4台の代替が実施されると考えられるため、今後さらにもう2台が導入,あるいはすでに導入されている可能性がある。これらに関する情報はTBT GENERAL BOARDまでいただきたい。

  また横浜営業所では313号車が廃車となり、代替車として江ノ電の一般乗合路線車としては初の尿素SCRシステム車であるノンステップのPKG-RA274MANが導入された。横浜営業所への大型車の導入は2004年3月以来。なお、これで鎌倉を除く3営業所に尿素SCRシステム車が在籍することとなった。

  新車についての情報は新車館でも公開しているので、併せてご確認いただきたい。