TBT通信第19号

2006年9月18日配信
 編集・配信:辻03
 URL:http://tbt.sakura.ne.jp/
 MAIL:tsujizerosan@yahoo.co.jp
江ノ電鎌倉 ノンステップ新車導入
  江ノ電の手広,藤沢,横浜営業所では、着々と91年式車両が廃車となり代替車が導入される中、鎌倉営業所ではまだ4台の91年式車両が残っている状況であったが、ついに今月中旬廃車を迎え、その代替車として同数の新車が導入された。
  鎌倉営業所では先月にも264,265号車が新車として導入されたばかりであったが、厳しい排ガス規制のため古参車を着々と置き換えるべく、さらに新車の導入が進められた。今期新車もこれまでと同様、ノンステップバスの「PJ-MP37JM」となった。新車の概要は以下の通り。

   社番:266 登録番号:横浜200か22-17
   社番:267 登録番号:横浜200か22-24
   社番:268 登録番号:横浜200か22-27
   社番:269 登録番号:横浜200か22-29

  新車は4台ともオレンジ色の標準塗装となっており、藤沢営業所に導入されたようなカステラ塗装は採用されていない。
  鎌倉営業所では、昨年7月よりノンステップバスの導入が続けられているが、今回までの導入により、同営業所に所属する大型ノンステップバスは、258〜269号車の合計12台となった。
  ノンステップバスの導入は、会社としてもそのステータスをあげる一要因と考えることが出来るが、これをアピールするかのごとく、「江ノ電グループ」の公式ホームページの「バス」のページには、トップ写真にノンステップバスの259号車の写真が採用されている(2006年9月18日18:00時点)。確認は以下のURLをご参照いただきたい。

   http://www.enoden.co.jp/bus/index.htm

  一方で廃車についてだが、今回の新車導入により91年式の251,253,254,270号車の4台が廃車となった。これにより江ノ電全体としても91年式は全廃、さらに92,93年式が既に廃車となっていることから、最古参は一気に若返り94年式となった。
江ノ電藤沢 ポール置き換え続報
  TBT通信第18号配信後から現在までに、さらに新型ポールへの置き換えが進んでいることが判明した。これにより、茅ヶ崎海岸線,辻鎌線沿線の大部分の停留所で、ポールの置き換えが行なわれたことになる。「七里ヶ浜駅」停留所など、一部ではまだ置き換えが確認されていないが、新型ポールが準備されていることが確認されているため、今後近いうちに置き換えられる可能性が高いものと思われる。また、新型ポールでも一部の停留所のものでは停留所名の上側の部分に「江ノ電・神奈中」と記載されており、現在休止中となっている藤77系統の復活があるのか、大変興味深いところである。
ち11号車 銀色ホイールに
  2004年10月導入のち11号車(湘南200か・707)だが、同車のホイールがこれまでの赤色から銀色へと変更されたとの情報が、複数寄せられた。近年の新車は新製時から銀色ホイールとなっており、少し前までは導入後に赤く塗るといったことまで行なっていたほどだが、今回の件はこれに逆行する動きであり非常に興味深い。同様の動きは数年前に江ノ電でも見られたが、神奈中でも今後この動きが広がっていくのか注目である。