新車2台の社番は108/110号車となっており、廃車2台の番号をそっくり受け継ぐ形となった。
今回の新車は、ここ最近導入が続いている日デ＋西工の｢PK-JP360NAN｣が引き続き導入されたが、これまでの標準塗装ではなく、昨年横浜営業所にも導入された濃い茶色とオレンジ色とを基調とした江ノ電100周年記念塗装の、いわゆる｢カステラ｣塗装となっている。
なお、正確には本年9月1日で104周年であり、どのような理由でこの塗装の新車が導入されたのか、その背景については不明である。
また、細かい点を見ると、一部横浜営業所の｢カステラ｣塗装とは異なる部分も見られる。
さらに車内では、日産ディーゼル工業のコーションプレートのデザインが、これまでとは異なるものに変更された。なお、西日本車体工業のコーションプレートのデザインには、変更は見られない。
今回の新車は、先代の108/110号車の番号を引き継いでいるということもあり、基本的には藤沢運用での運行にのみ使用されるが、代車や予備車として、手広運用での運行に使用される可能性もあるとのことである。なお、現時点(2006年9月11日)において、これまでにこれら2台の新車が手広運用での運行に使用されていたとの情報は、まだ確認されていない。
以下に、新車2台の概要を示す。
社番：108
登録番号：湘南200か・990
型式：PK-JP360NAN
備考：左下写真掲載車両
社番：110
登録番号：湘南200か・991
型式：PK-JP360NAN
備考：左上写真掲載車両
