TBT通信第9号

2006年4月10日配信
 編集・配信:辻03
 URL:http://tbt.sakura.ne.jp/
 MAIL:tsujizerosan@yahoo.co.jp
500番台ノンステ車手広運用充当  これまで、手広運用への充当が控えられていた江ノ電藤沢営業所所属のノンステップバス(109,111,112,531,532,533,534号車)であるが、今月に入り、手広運用への充当が確認された。手広運用への充当が確認されているのは、531,532,533,534号車で、いずれも500番台の車両となっている。
  手広運用では、手広車庫への入出庫があるが、段差が大きいこともあり、入出庫の無いダイヤが組まれることも予想されたが、そのようなことは無く、手広車庫へのノンステップ車両の入出庫も見られた。
  今回手広車庫への入出庫が見られたのは、日デの「PK-JP360NAN」であるが、この車両は、ホイールベースが5560mmと長い分、フロントオーバーハング:1970mm,リヤオーバーハング:2850mmとそれぞれ短い(三菱ふそうの「PJ-MP37JMでは」ホイールベース:5300mm,フロントオーバーハング:2460mm,リヤオーバーハング3195mm)。また、最低地上高もMP37JMに比べ100mmほど高い。こういったことから、ノンステップ車両ではあるものの手広車庫への入出庫が可能であろうとの判断が下されたものと思われる。
  なお100番台のノンステップバス(109,111,112号車)は、これまでどおり藤沢運用への充当が確認されている。
手広運用(深沢線)へ充当中のノンステ車 531号車(湘南200か・776)
江ノ電 鵠沼車庫内状況
  2月に廃車となった藤沢営業所の527,528,533号車であるが、中古市場での買い手が無いのか、いまだ鵠沼車庫の隅の区画に、3台並んで留置されている(2006年4月9日18:00時点)。
  また、江ノ電のあちこちの停留所で新型ポールへの置き換えが進んでいるが(下記事参照)、置き換えられた古いポールは、以前に嘱託乗務員の休憩室があった区画にずらっと並べられている(写真右)。
江ノ電 新型ポール設置
  先月末より始まった新型ポールへの置き換えであるが、その後も順調に進み、置き換えの完了した停留所では古いポールの撤去も確認された。撤去された古いポールは、路線の所属営業所に関わらず、鵠沼車庫で保管されている模様。
  上村線の若松町停留所のポールも古いダルマ型ポール(写真左側)から新しいダルマ型ポール(写真右側)へと置き換えが行なわれた。
江ノ電高速バス 続報
  開業から1ヶ月ほどとなる江ノ電高速バス(京都・大阪なんば・堺 線)であるが、これまでのところ大きなトラブルも無く、順調に運行が続けられている。同路線の専用車両である810号車は、納車から間もなく3ヶ月となることから、近いうちに3ヶ月点検があり、811号車での代走が行なわれるものと思われる。その前兆なのか、4月9日には811号車が鵠沼車庫内の整備場で整備を受け、車庫内のわずかな移動ではあるが、貴重な走行シーンも見られた。右の写真はその時の後面LED行先表示器の様子。