TBT通信第5号

2006年3月12日配信
 編集・配信:辻03
 URL:http://tbt.sakura.ne.jp/
 MAIL:tsujizerosan@yahoo.co.jp
江ノ電高速バス運行開始  2月1日に専用車両(810号車)が導入され、運行開始が待たれていた江ノ電高速バス路線(京都・大阪なんば・堺 線)であるが、3月12日(日)についに運行開始となった。最初の発車地点である戸塚駅では、バスファン10名弱が撮影を行い、810号車もひときわ目立っていた。

  前面および後面のLED行先表示はいずれも「京都・大阪なんば・堺」となっており、側面のLED行先表示は上段が「京都・大阪なんば・堺」の固定表示、下段が「京都駅八条口 KYOTO STA.  湊町バスターミナル MINATOMACHI BUS TERMINAL  大阪なんば OSAKA(NAMBA)  堺駅前 SAKAI STA.  堺東駅前 SAKAIHIGASHI STA.  JR堺市駅前 JR SAKAISHI STA.」のスクロール表示となっていた。

  予約状況は好調のようで、まずまずの滑り出しとなったようである。今後も基本的に江ノ電バス側は810号車(湘南230あ・810)を使用することとなるが、定期点検・車検・故障等があった場合には、予備車として導入されている811号車(湘南230あ・811)が使用される。
  戸塚駅を発車し、長い旅路を歩み始めた810号車(湘南230あ・810)






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  続々とLED化が進む神奈中茅ヶ崎であるが、ふたたび富士重工7E型からのLED改造車が登場した。TBT通信第4号配信以降に確認されているのは ち18号車(湘南22か・199)(写真右上)のみであるが、この他にも複数台いる模様。神奈中茅ヶ崎を最もよく表しているとも考えられる富士7E+いすゞの組み合わせの車両であるだけに、今後このグループからLED化車両が増えるのは何とも寂しいものである。
  一方、神奈中茅ヶ崎ではやや少数派ではある中型車であるが、こちらからもLED改造車が登場した。これまでに確認されているのは ち7(湘南22か・・96)(写真右下)および ち103号車(湘南22か・215)の2台。神奈中茅ヶ崎の中型車は、在籍するすべての車両が1995年の導入であり、廃車もそう遠い話ではない。また運用がかなり限定されている車両だけに、なぜLED化を急ぐのかというのも不明な点である。
  これまでに、元々方向幕だった車両のうちのおよそ半分がLED化を完了したこととなった。残りの方向幕車両についてもLED化は間もなくと思われる。
江ノ電126号車ラッピング  2月の一般路線新車5台,高速路線新車2台の投入に、LED化と、最近動きが激しい江ノ電藤沢であるが、これらに続き、全面ラッピング車が登場した。ラッピング車両となったのは126号車(湘南22か・340)。車体全体が青色ベースとなり、側面・後面にSMAPメンバーの写真が入ったブロードバンド NTT FLET'S光の広告となっている。
  広告面積4.2平方メートル以上であるので、神奈川県屋外広告物条例により鎌倉市長谷・極楽寺地域等には入れない。このため辻鎌線の運用には就かない形で同車のダイヤが組まれるものと思われる。
 [この記事は先週配信予定でしたが、スペースの都合により今号での配信とさせていただきました。]
えぼし号新路線
  茅ヶ崎駅南側を運行するえぼし号であるが、3月21日より新路線「北部循環市立病院線」が開通することとなった。充当車両は日野ポンチョとなる。同日10:30〜11:00には茅ヶ崎里山公園にて運行式典が行われる。