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YOKOHAMA CAR FREE DAY 2010
2010.09.23(木・祝)開催
  9月23日、横浜カーフリーデー2010が開催されました。カーフリーデーとはマイカーを使わず、自転車やバス・鉄道などの交通手段を利用する日のこと。ヨーロッパでは毎年9月16日から1週間おこなわれているイベントです。
  今年のメインテーマは路線バス、環境問題に注目が集まる今だからこそ、改めてバスの活用が問われています。当日は10事業者の様々なバスが出展されました。各社とも話題の車両を用意してきましたので、ここでご紹介します。

▽神奈中バス_ち87号車_自転車ラックバス
  茅ヶ崎営業所の自転車ラックバスです。ラックには1度に2台が搭載できます。展示車両は実証実験開始にあわせ2008年1月に導入されたもので、オレンジ色を基調とした特別カラーで導入されています。
  2010年9月下旬からは、厚木営業所においても自転車ラックバスの運行が開始されています。
  ところで、このようなイベントの中でもきっちりと祝日にあわせ日章旗を掲出するあたりは、いかにも神奈中らしいです。

▽小田急バス_10-A251号車_BRCハイブリッド
  いすゞメインの小田急バスにおいて、およそ40年ぶりの導入された日野大型車です。相当環境対策を意識した仕様で、一定期間分の走行時排出CO2の排出権をセットしたカーボンオフセット付きハイブリッドバスです。
  車内は実用性も重視され、後部は一人がけシートを組み込んだ立席定員重視の仕様となっています。

▽横浜市営バス_9-1682号車_エルガCNG
  2009年度購入のいすゞエルガCNG-MPIです。もともと低公害車の導入に積極的だった横浜市営バスは、ここ最近は専ら日野BRCハイブリッドの導入が続いていましたが、久々にCNG車で購入されたのがこの車両です。変速機にはアリソンの5ATが組み合わされています。

▽京急バス_Y3961号車_BRCハイブリッド
  杉田のBRCハイブリッドです。京急バスの日野大型車というと、三浦半島で活躍するブルーリボンワンステや久里浜の長尺BRCが浮かびますが、2009年から杉田にもハイブリッドで導入が進んでいます。

▽臨港バス_T428号車_新長期エルガ
  新長期排出ガス規制適合のいすゞエルガです。これでもかと言わんばかりに日章旗を2本も掲げています。車椅子マークは内部に明かりが組み込まれているタイプです。

▽フジエクスプレス_H2773号車_レインボーAT
  今回展示車では唯一の中型車となったフジエクスプレスのH2773号車です。新短期排出ガス規制までの生産となったHR9mにATを組み合わせています。
  横浜には5台ある路線車ですが、うち3台が本型式、残りはいすゞエルガミオと日デRMが1台ずつ在籍します。

▽大新東_6号車_PJエルガ
  金沢文庫駅-レイディアントシティ間を運行する大新東、青系のシンプルな塗装が特徴的です。豪華なことに社紋は前後についています。
  運用は中型のエルガミオと大型のエルガで組まれています。開業当初に在籍した三菱ふそうMEは既に置き換えられた模様です。

▽相鉄バス_1010号車_立席定員重視仕様
  相鉄バスの最新鋭車両三菱ふそうMPワンステで、相鉄らしい中扉4枚折戸です。後部は一部座席を削減した立席定員重視の仕様ですが、公式側1人がけ/非公式側2人がけと他社ではあまり見られない座席レイアウトです。

▽東急バス_AO324号車_ワンロマ(2人がけ席,補助席あり)
  青葉台の日野BRCワンロマ車です。朝は桐蔭学園小学部スクールバス・夜は深夜急行バスとしての活躍が多いですが、日中も一般路線に充当されることがあります。最前列・後部公式側1列目を除いて2人がけシートがズラリと並び、補助席も設置された着席定員重視の車両です。

▽江ノ電バス_255号車_長尺MP,立席定員重視仕様
  江ノ電バスの最新鋭車両三菱ふそうMPワンステで、鎌倉営業所伝統の長尺車です。
  一時期ノンステ車の導入が続きましたが、交通バリアフリー法で定めた、平成22年までに20-25%の車両をノンステとすることは既に達成されていることから、今後は収容力の高いワンステップ車の導入も進んでいく見込みです。

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