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TOKYO MOTOR SHOW 2007 |
◎概要 |
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◎出展車 |
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▽三菱ふそう AERO QUEEN |
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2007年8月29日より販売が開始された大型観光バスエアロクイーンが出展された。同車最大の特徴は公式側中程に車椅子用リフトを備えている点で、270kgの昇降能力を有する。車内は車椅子利用者2名分のスペースが確保されている。また乗降口にも電動補助ステップを備えた福祉車両となっている。 その他の点についてはベース車ととりわけ違いは無く、ラビット型ミラー,放物線を描くスタイリッシュなリアウィンドウなどが特徴である。型式は BKG-MS96JP(Q4)。 |
▽日野自動車 S'ELEGA |
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2005年より販売が続く大型観光バスセレガが出展された。高級ツアーバス専用車として登場したこの出展車は"セレガ プレミアム"と名づけられ、非常に豪華な仕上がりとなっている。室内では乗客定員10名,リクライニング本革シート,パーソナルモニター,調光ガラスなど、贅を尽くしたつくりとなっている。また外観でも、行先表示器に白色LEDを採用するなど、とても斬新な仕上がりとなっている。 内外ともに非常に豪華な仕様であるが、基本的な部分はベース車と変わりない。型式は PKG-RU1ESAA。 |
▽日野自動車 Pon'cho |
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コミュニティバスなどで各地で活躍する小型バスポンチョの改造車。小型周遊観光バス「日野ポンチョ・旅カフェ」というコンセプトで、大型・中型観光バスが入れないような狭隘地にも乗り入れる新しい観光バスのかたちを提案している。 室内は7色のカラフルなボックス式シートを配置した旅客定員14名とし、フロアはノンステップである。また外観も市販のポンチョとは差別化が図られており、フロントパネル,ミラー,ヘッドランプユニット,リアコンビネーションランプなどに特別仕様の部品が使用されている。型式はベース車に準じ、BDG-HX6JLAE。 |
▽いすゞ自動車 ERGA CNG-MPI |
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新長期排出ガス規制適合のエルガ量産CNG車。出展時点ではまだ販売はされていないが、既に国土交通省への型式届出・許可は済んでいる。 室内は通常のディーゼル車と変わりは無く、シンプルなノンステップバスとなっている。ひとつ特徴的なのは運転席で、全車にAllisonの5ATが組み合わされる。外観もとりわけ変わった点は無いが、公式側後部に切り取られたルーバーが通常のディーゼルエンジン車のものよりもやや大きいのが特徴。型式はディーゼル車の改造扱いとなっており、PDG-LV234L2改。この他、標準尺の PDG-LV234N2改 , 中型バスエルガミオのCNG仕様車 PDG-LR234J2改も併せて販売される予定である。 |
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▽HYUNDAI UNIVERSE |
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韓国・現代自動車の大型観光バスユニバースシリーズより、最上級モデルのエクスプレス・ノーブルが出展された。出展車は日本向け仕様となっており、右ハンドル,左ドア,右後部非常口の取り付けなどが特徴的である。 日本の新長期排出ガス規制をクリアする NOx=2.0[g/kWh] , PM=0.027[g/kWh] を達成し、日本国内での販売・登録も可能である。価格面での優位もあり、外車であることによる整備面での懸念等が払拭されれば、大いに勢力を拡大する可能性も秘めている。 |
◎番外 |
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[幕張本郷駅]〜[幕張メッセ]を結ぶ臨時バスが運行された。担当したのは京成バス。もともとこの地区はバス利用者が多いことから、ブルーリボンII長尺車(PJ-KV234Q1)や連接バス(KC-B10MC)が多数在籍するが、来場者数の多い東京モーターショーの臨時バスとしても適任であった。行先表示には専用の LED ROM が組まれた。LED表示の再現と入力番号は右上の通り。 |