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▽ハイブリッド自動車 〜ACG-HU8JLFP〜 | |||
横浜市交通局より出展された日野大型ハイブリッドノンステップバスです。同車はエンジンとモーターを状況により使い分けて走行するパラレル式ハイブリッド車で、加減速の多いバスに適した方式です。新たなインフラ整備が不要であることから、実用的なエコカーとして既に各所で普及してきています。 |
▽電気自動車 〜ELiiCA〜 | ▽燃料電池自動車 〜トヨタFCHV〜 | ||
[ELiiCA] エリーカはバッテリーに蓄積されたエネルギーを使用してモーターで走行する電気自動車です。走行時の排出ガスは一切ありません。また最高速度370km/hを誇り 電気自動車=非力 という常識を打ち破りました。 [トヨタFCHV] 乗用車型の燃料電池自動車です。基本的な仕組みはFCHV-BUSと同じです。 |
▽低排出ガス自動車 〜Quon/ELF/スーパーグレード〜 | ||
低排出ガス自動車とは国土交通省の制定する"「低排出ガス車認定実施要領」に基づく低排出ガス認定を受けている自動車"のことで、NOxやPMなどの一定の排出基準を満たしています。現在国内で新車として販売されている自動車の多くはこの"低排出ガス自動車"となっています。 |
[豆トピ-1]なぜ地球温暖化が起きるのか? |
太陽エネルギーによって地球は暖められるが、地球表面からは赤外線を放出し、地球の内外との熱の収支が行われている。地球から宇宙空間に赤外線が放出される際、その一部が大気中の成分に吸収され、熱の放出が弱まる。この作用を温室効果という。この温室効果を示す物質として、二酸化炭素が広く知られている。 では、なぜ二酸化炭素が温室効果を示すのだろうか? それは二酸化炭素が赤外線を吸収する働きがあるからである。少々難しい話になるので簡単に済ませるが、これには分子の振動運動が深くかかわっている。二酸化炭素は非対称伸縮の運動を持ち、これが赤外吸収の作用を示す。これに対し大気中に大量に存在する窒素や酸素は対称分子であるから、赤外吸収を示さない。 以前は温室効果ガスの濃度が地球環境を保つのにちょうど良かったが、莫大な化石燃料の使用などによりこの濃度が上がってきてしまった。これにより温室効果が強まり地球の温度が上昇する現象が、地球温暖化である。 |
[豆トピ-2]二酸化炭素ばかりが悪者扱いされているけれど... |
地球温暖化に寄与する物質として、最も広く知られているのが二酸化炭素であろう。しかし、温室効果を示すのはなにもこの二酸化炭素だけではない。 例えばメタンガス。牛のゲップの成分としても有名である。また農業においても微生物の働きにより多量のメタンガスが発生する。実はこのメタンガス、二酸化炭素のおよそ60倍の温室効果を示す。大気中での濃度が二酸化炭素に比べ低いためあまり話題にならないが、決して無視できる量ではない。 また一酸化二窒素も温室効果を示す。このガスは主に農業における農薬(化学肥料)の使用から発生する。このガスの温室効果は二酸化炭素のおよそ230倍である。 また一時期たいへん話題となったフロンガス。オゾン層破壊の原因として有名であるが、実は温室効果も示す。その程度はなんと二酸化炭素のおよそ10000倍である。 マスコミによる報道などでは二酸化炭素ばかりが温暖化の要因として取り上げられているが、実際には他にも様々な物質が関わっている。先ほどは挙げなかったが実は水も赤外吸収を示す。温暖化の本質的な問題を理解し、環境問題に取り組んで行く姿勢が重要である。 |