投稿写真館――2007年12月――

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投稿写真館――2007年12月――

	デジカメ講座～写真の編集～
	毎月恒例の投稿写真館。コンテンツ開設以来、毎月欠かさず投稿写真の掲載,講評を行っておりましたが、2007年12月は残念ながら該当作品がありませんでした。　　2007年12月分に関してはページを作成しない,あるいは管理人撮影写真を紹介し簡単にコメントをつけるということでも良かったのですが、それではあまりにも面白くありませんですので、代わりに｢デジカメ講座～写真の編集～｣と題して少しばかり述べたいと思います。　　普段、皆様方の中でもデジカメを使用して撮影されておられる方も多いことでしょう。撮影したものはディスプレイですぐに確認でき、大変使い勝手が良くなりました。でもディスプレイで見て良くないと判断した写真はどうしていますか？　中にはすぐに削除してしまうという方も多いでしょう。　　でも、ここでデジタル写真の利便性を活用しないわけにはいきません。様々な編集ツールを用いて一見失敗作と思われるようなものでも立派な作品に仕上げることが出来るのです。　　ここでは、画像編集ソフト｢Irfan View｣を用いたデジタル写真の編集を少しばかりご紹介いたします。

1.写真の撮影
デジタルカメラと言えど、最も基本となるのは写真の撮影です。ここで良い撮影をすることが後々良い作品につながるということは言うまでもありません。　　参考例は夜の駐車場。非常に暗く、光源は少し離れた所にある街灯と建物からあふれる光のみです。この条件の中、F値：2.8,露出時間：1.0秒で撮影を行いました。　　ここでひとつポイント。撮影時は、画素数の設定は出来るだけそのカメラの上限値にしておくことが好ましいです。多少容量を食ってしまいますが、こうした方が後々の編集で思い通りの編集がしやすくなります。容量の小さいメモリーカードや残り容量が少ない時などは仕方ありませんが、ぜひケチらずに撮影をしてみてください。　　参考写真は2592×1944ピクセルで撮影　　(ただし右画像は640×480ピクセルに縮小)

1.写真の撮影

　　デジタルカメラと言えど、最も基本となるのは写真の撮影です。ここで良い撮影をすることが後々良い作品につながるということは言うまでもありません。

　　参考例は夜の駐車場。非常に暗く、光源は少し離れた所にある街灯と建物からあふれる光のみです。この条件の中、F値：2.8,露出時間：1.0秒で撮影を行いました。

　　ここでひとつポイント。撮影時は、画素数の設定は出来るだけそのカメラの上限値にしておくことが好ましいです。多少容量を食ってしまいますが、こうした方が後々の編集で思い通りの編集がしやすくなります。容量の小さいメモリーカードや残り容量が少ない時などは仕方ありませんが、ぜひケチらずに撮影をしてみてください。

　　参考写真は2592×1944ピクセルで撮影
　　(ただし右画像は640×480ピクセルに縮小)

2.回転,トリミング,リサイズ
次に、いよいよ編集作業です。まずは"回転"。写真が斜めになってしまった場合などに行います。本ソフトでは｢画像(I) ＞左回転(L) / 右回転(R) / カスタム回転(U)｣がこれにあたります。左回転(L),右回転(R)は縦写真を撮影した際に写真を90°回転させる際に用います。またカスタム回転(U)は細かい角度を調整する時に使用します。このとき元画像のサイズが小さいと微妙な角度の調整が出来ませんので、大きなサイズで撮影することが有利となります。参考写真では右に1°回転させています。　　次に"トリミング"、すなわち切り取りです。本ソフトでは｢編集(E) ＞選択範囲を切り出す(R)｣がこれにあたります。ここで重要なことは、その写真で何を伝えたいのかということです。形式写真などであれば車両自身が主役ですから余分な箇所は大きく落としてしまって良いですし、一方桜や紅葉などの背景が重要となる写真であれば全体の構成を考えてバランス良くトリミングを行うことが要求されます。参考写真では車両自身にスポットを当てることとしましたので、車両を中心としその周りを少し残して切り取っています。
その次に"リサイズ"です。ホームページに掲載したり画像掲示板に投稿したりする際、容量制限という点からこの作業が必要になることがあります。本ソフトでは｢画像(I) ＞リサイズ/リサンプル(M)｣がこれにあたります。なお処理方法は｢リサンプル(R)｣と｢リサイズ(E)｣がありますが、｢リサンプル(R)｣で最も高画質なフィルタを選択することをおすすめします。処理スピードが犠牲になることとなりますが実際のところはほとんど変わりありません。

3.色調補正
最後に"色調補正"です。本ソフトでは｢画像(I) ＞色調補正(C)｣がこれにあたります。これで明るさ,カラーバランス,コントラスト,ガンマ補正,彩度の調整を行います。これらの調整は元画像によって様々ですので一概には言えませんが、ぜひ色々と操作してみてそれぞれの機能について理解を深めてみてください。一例に過ぎませんので具体的な値までは記載しませんが、参考写真では明るさを少々下げ、カラーバランスB(青)を少し下げ、コントラストはある程度上げ、ガンマ補正も上げ、彩度も上げています。　　これで完成です。どうでしょう、元画像よりは大分見やすくなりました。方向幕の文字も｢軽井沢プリンスホテルスキー場｣としっかり読み取れます。　　この他にも様々な機能が用意されております。元画像に合わせて色々な機能を組み合わせて良い作品にしてみてください。いままでの失敗作も意外と良いものになるかもしれません。また本ソフト以外でも同様の機能はたいてい用意されています。｢ヘルプ｣などを参照してぜひ使いこなしてみてください。

3.色調補正

　　最後に"色調補正"です。本ソフトでは｢画像(I) ＞色調補正(C)｣がこれにあたります。これで明るさ,カラーバランス,コントラスト,ガンマ補正,彩度の調整を行います。これらの調整は元画像によって様々ですので一概には言えませんが、ぜひ色々と操作してみてそれぞれの機能について理解を深めてみてください。一例に過ぎませんので具体的な値までは記載しませんが、参考写真では明るさを少々下げ、カラーバランスB(青)を少し下げ、コントラストはある程度上げ、ガンマ補正も上げ、彩度も上げています。

　　これで完成です。どうでしょう、元画像よりは大分見やすくなりました。方向幕の文字も｢軽井沢プリンスホテルスキー場｣としっかり読み取れます。

　　この他にも様々な機能が用意されております。元画像に合わせて色々な機能を組み合わせて良い作品にしてみてください。いままでの失敗作も意外と良いものになるかもしれません。また本ソフト以外でも同様の機能はたいてい用意されています。｢ヘルプ｣などを参照してぜひ使いこなしてみてください。

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